【保存版】地震時に家具を守る!転倒防止対策5選と今すぐできるチェックポイント

地震対策

地震が多い日本では、家具の転倒によるケガや避難障害が深刻な被害を招くこともあります。
特に寝室やリビングにある大型家具が倒れると、大切な家族を守れなくなる可能性も…。
今回は、家具の転倒防止策を具体的に5つ紹介し、「今すぐできること」「費用や効果の目安」も併せて解説します。

なぜ家具の転倒防止が必要なのか?

家具の転倒による負傷や死亡例が毎年報告されています

大地震の際、家具や家電の転倒・落下によって頭部を強打したり、下敷きになる事故が数多く発生しています。特に深夜や就寝中は、逃げる時間もなく被害が大きくなりやすい傾向があります。阪神淡路大震災や東日本大震災の被害調査でも、転倒家具が原因で大きなケガを負った事例が多数確認されています。

寝室やリビングで避難経路がふさがれるケースも多数

地震によって倒れた家具が玄関や廊下をふさぎ、外に出られなくなるケースは非常に危険です。特に夜間や停電時は視界が悪く、混乱の中でスムーズな避難ができなくなります。家具の配置や転倒防止対策を講じておくことで、命を守る「逃げ道」を確保できます。

家具の固定は低コストで大きな効果がある「命を守る備え」です

L字金具や突っ張り棒、滑り止めマットなどの転倒防止グッズは、数百円〜数千円程度で手に入る身近な防災用品です。大掛かりな工事も必要なく、家庭でも簡単に設置できるため、今すぐ取り組める命を守る行動の一つです。

※参考:東京消防庁「家具類の転倒・落下・移動防止対策ハンドブック

家具転倒防止の防災対策5選

1.L字金具で壁にしっかり固定(本棚や食器棚など背の高い家具)

地震の揺れで家具が前方に倒れるのを防ぐ最も基本的かつ効果的な方法です。壁にしっかりネジで固定するため、設置にはドライバーなどの工具が必要ですが、長期的な安心感があります。特に高さのある家具は要注意です。

2.耐震突っ張り棒で家具と天井を支える

工具不要で設置できるため、賃貸住宅やDIY初心者にもおすすめです。家具の上部から天井に突っ張ることで揺れによる転倒を抑えます。設置面の角度や素材によって効果が変わるため、水平・垂直をしっかり調整しましょう。

3.家具転倒防止マットを敷いて滑り止めに

家具の底面に敷くだけで、地震時の滑り移動を抑えるジェル状またはゴム製のシートです。接着剤や工具が不要で、設置も取り外しも簡単。テレビ台や電子レンジの下など、軽めの家具・家電に有効です。

4.重いものは下に、軽いものは上に配置し、重心を安定させる

重心を低く保つことで、家具が揺れに強くなり、倒れにくくなります。棚の上に重い本や物を置くと重心が上がり、地震時に転倒しやすくなるため、収納の見直しも立派な防災です。

5.家具の配置見直し(ベッドや避難経路の近くに大型家具を置かない)

就寝中に家具が倒れてくるリスクを避けるためにも、ベッドの近くには大きな家具を置かないのが原則。また、玄関や廊下などの避難経路に倒れやすい家具を置いてしまうと、避難時の障害になります。

ダイソー家具転倒防止安定板

出典:【公式】ダイソーオンラインショップ通販

今回は、地震対策の中でも「家具の転倒防止」について詳しく解説してきました。
地震はいつ起こるかわかりません。
だからこそ、家具の転倒防止などの身近な対策から始めることが、自分や家族の命を守る第一歩です。
今日できることから、防災への一歩を踏み出してみてください。

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